Googleアドセンスの広告単価は更新頻度で決まっていないか?
がむしゃらにブログを更新すると、アドセンス単価上がりませんか?
直近、2週間14日で26記事のブログ記事を公開しました。大量のエントリーを入れることでアクセスのアップもしているのですが、広告単価も上がっているように見えます。
Googleアドセンスの広告単価は更新頻度に影響していないか、という点について考えていきます。
今回のコンテンツです。
Googleアドセンスの広告単価の決まり方(通説)
Googleアドセンスは、ページを見る人ごとに興味ある広告を差し替えて表示することで、クリックされる確率を上げてくれる便利な広告です。
読み手が商品の購入に至らない場合にも、広告がクリックされて広告主のサイトに遷移するだけで収入が入るため、収益が上がりやすいのがメリットです。
広告単価は2つの要素の影響が大きいと言われています。
- 広告のサイズ
- 広告主のサービス / 商品の種類
1.広告のサイズ
広告のサイズによって単価が変わるという説があります。一部のブロガーが検証し、ある程度の相関性もあることが確認されているようですね。
これは、大きな広告スペースを確保した方が目立ちやすく、宣伝効果が高いことによるものと考えられます。
例として、電車の車内広告では、掲載する場所によって費用が変わっています。
WEBページでは、現実社会ほどに場所をとることにお金はかかりませんが、それでも目立ちやすさという意味でのスペースは価値があると考えられます。
▽金額に興味のある方はこちらから(外部サイト)
車両広告料金表一覧 | 料金表一覧 | 交通広告 | 株式会社オリコム ORICOM CO.,LTD.
とはいえ、むやみに大きくしても読みづらくなってしまうのでNG。
2.広告主のサービス / 商品の種類
広告主のサービス / 商品の種類はより重要な要素です。よく言われるように、不動産や金融商品(口座開設・カード作成)・転職などは高単価になります。
これは、広告主がその商品から得る利益が大きいため、より多くを還元できるためです。
例えば、転職支援サービスの場合、1人転職が決まると想定年収の30%程度の手数料が企業に入ります。年収600万の転職支援ができれば、180万が転職支援サービス企業に入るのです。すごいですね。
その中から300円程度をGoogleアドセンスの掲載サイトに支払っても、痛くも痒くもないレベルでしょう。
これがファッション系の広告主であれば、5000円の服を売るために300円を払うのは難しいですよね。もっと広告主の収益が少ない業種もあると思います。
そのため、広告主の業界・特性が重要になります。
収益化するなら金払いのいい領域のサイト作成がベター。
更新頻度と広告単価の関係
さて、広告単価と更新頻度の関係についてです。
ここからは完全に推測になるのですが、ご笑覧いただければと思います。
更新頻度が高いサイトはGoogleアドセンスの単価が上がる(仮説)
Googleが、更新頻度の高いサイトは広告単価を上げると仮置きします。
その場合のGoogleのメリットを考えます。
【メリット】
- 広告ページが増えやすい
サイトの更新頻度が高い人に対して、広告単価を上げるとどうなるか。
モチベーションの上がったサイト運営者は、継続的にサイトの更新を続けたり、あるいは更に頻度をあげようとするかもしれません。
そうなると、サイト自体の閲覧数も増える傾向になり、Googleアドセンス広告が読み手に触れる機会が増えます。
結果、Googleも広告収入が増えるのです。
アドセンスは広告主がGoogleに広告料を支払い、その原資をGoogleがサイト運営者に支払っています。
そのため、閲覧数・クリック数が増えるとGoogleも広告料が増え、嬉しいわけです。
Googleが広告主と「サイトによって単価を変更していい契約」をしていれば、そのような施策を行っている可能性はありますね。
一方、デメリットは何でしょうか。
【デメリット】
- システム開発が大変
更新頻度によって単価を変える仕組みをシステム化する必要があるので、開発費用がかかってしまいます。システム化の費用と、広告収入のアップのどちらを取るか、経営判断が必要になります。
やる気のある営業マンに高いボーナスをあげるイメージ。
広告単価と更新頻度の関係は
Googleはさまざまな情報を非開示にしているため、真相は不明ですが、やる気のある広告代理店(サイト運営者)に対して高い報酬を出し、鼓舞することはGoogleの収入にとってもプラスになると考えられ、可能性はあるのではないかと思います。
高頻度の更新を行っている人ほど運営が長続きするのは、もしかするとそのような事情もあるのかもしれませんね。